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令和3年度 会長挨拶


 

令和3年度会長(第12代会長) 滝川 靖史

屯 Ⅱ 〜tamuro two〜

流山商工会議所青年部 令和3年度会長 滝川 靖史流山商工会議所青年部 令和3年度会長を拝命しました、滝川 靖史と申します。
世界中を震撼させた新型コロナ感染症の拡大というものが、我々が予想していた以上の脅威であるということが露呈したのが令和2年度だったと言えます。

活動をしたくても出来ない
人と会いたくても会えない

そのような状況下で、流山商工会議所青年部の活動は多くの影響を受けてきました。

商工会議所青年部は「メンバーと会ってなんぼ」「集まってなんぼ」の組織です。
令和2年度はコロナ禍に翻弄され、メンバーが集まることができない中、そのような中でも出来ることを探しながら少しでも前に進もうとしましたが、手探りで進めていくことの困難さに直面しました。

令和3年度は、この状況下でいかにしてメンバーの結びつきを強くしていけるか、ということが最重要なテーマとなります。そして、商工会議所青年部の活動の在り方そのものにも大きな変革が求められてる時なのであります。
創意工夫、オンラインの活用、テクノロジーの活用、そして勇気と情熱と行動力を持って、流山商工会議所青年部の新たなる活動の礎を創ります。

 

スローガン 屯Ⅱ〜tamuro two〜

「屯(たむろ)」という漢字を辞書で調べると、次の様に出てきます。

屯・・・・仲間が集まるところ
屯田・・・新しく切り開き守るために集うところ
駐屯・・・守りを固めるために集まっているところ

平成29年度、私が前回会長を務めた時に、
『流山の次代を切り開く青年経済人たちがたくさん集う魅力的なところ』
にすることを目指し『屯』というスローガンを掲げました。

当時は対面での活動を行なっておりましたが、役員をはじめとする全てのメンバーのご理解協力を賜り、100%出席定例会の達成など数多くの成果を残すことが出来ました。
令和3年度も、青年部が再び全てのメンバーが集う場所となることを目指し、時代に合った形での新たなる『屯』を創り上げるべく、『屯Ⅱ』というスローガンを掲げさせていてだきます。
オンラインなどを活用し「もっと気軽に」「もっと効率よく」青年部に参加できる仕組みを確立することと、青年部の次代を担うメンバーの育成を目指した活動を展開してまいります。

これらを達成するためには、定例会をはじめとする各事業のコンテンツとしての楽しさを明確にすること、そして情報を伝播する力の強化が必須となります。

 

令和3年度は、5つの委員会を結成し、それぞれの目的に合わせた役割に取り組みます。

会員交流委員会では、コロナ影響下で疎遠になってしまったメンバー間での交流の活性化を目指した取り組みを行います。リアルでもオンラインでもお互いの様子がわかるような温もりのある事業の設営を目指します。
オンラインならではのエリアに捕われない広域的な交流にもチャレンジします。

DX断行委員会では、各種インフォメーションテクノロジーを駆使し、コンテンツの収録や配信、デジタルアーカイブの拡充に努めてまいります。
オンラインに強いYEG単会となることを目標に情報発信力を強化し、また、そのノウハウを蓄積することで次代へのバトンを繋げます。

マーケティング委員会では、流山YEGの認知度と存在感の向上をテーマとし、周囲を巻き込んでいくための仕掛けづくりやストーリーテリングなどを学び、自身の企業でも実践できる知識と技術を習得する企画を行います。
インフォメーションや広報など、他の委員会との連携を積極的に行います。
ECサイトの運営も行います。

ビジネス研修委員会では、ビジネス的着眼点を通して、メンバーが自身の企業ですぐに実践したくなるような学びと気づきを提供できる研修事業の企画を行います。
商工会議所青年部が事業者の集合体であることを鑑み、事業者が参加したくなるようなマグネットとなる魅力的なコンテンツを創りあげます。

総務広報委員会では、流山YEGが円滑に活動するための支援と広報活動を行います。
ウェブサイト・SNS・動画配信・広報誌面の発行を通して青年部の魅力の「見える化」に取り組みます。令和2年度に完成させた「会員手帳アプリ」の更なる充実にも取り組みます。
また、流山YEG活動についてのガイダンスを開催し、新入会員へのサポートを行います。

これらの活動を通して、流山商工会議所青年部とメンバーそれぞれの企業を元気にし、次の世代に残せる
『流山の次代を切り開く青年経済人たちがたくさん集う魅力的なところ』
を創り上げていく所存です。

一年間、どうぞよろしくお願い致します。